【画像】理研、スパコン「京」で動く最強の天気予報プログラムを開発。京の30倍の性能が必要だと判明。について
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2016/08/13
【画像】理研、スパコン「京」で動く最強の天気予報プログラムを開発。京の30倍の性能が必要だと判明。
理化学研究所(理研)、情報通信機構、大阪大学などによる国際共同研究グループは8月9日、スーパーコンピュータの
「京」と最新気象レーダーを利用した『ゲリラ豪雨予測手法』を開発したことを発表しました。
高精度な天気予報シミュレーションによりゲリラ豪雨の動きを細かく再現し、30分後までのゲリラ豪雨を予測できる
ようになったとしています。
スーパーコンピュータを使った天気予報シミュレーションでは、1km範囲の粗い解像度で、1時間ごとに観測データを
更新する仕組みを用いています。その方法では、数分の間に積乱雲が急激に発生・発達するゲリラ豪雨の予測が
しづらいうえ、ゲリラ豪雨を引き起こす積乱雲を十分に解像できません。
そこで同グループは、最新鋭気象レーダー「フェーズドアレイ気象レーダー」と、スーパーコンピュータ「京」を
組み合わせました。同レーダーで実測した膨大なデータと「京」を使った高精細シミュレーションにより、解像度
100mで30秒ごとにデータを更新し、30分先までの天気予報を可能にしています。
シミュレーションデータと実測データの双方を組み合わせることを「データ同化」と呼びますが、本研究では、
従来より桁違いに高速に膨大なビッグデータを扱うことから「ビッグデータ同化」と称しています。
データ更新頻度は30秒のため、「ビッグデータ同化」の計算も30秒以内に完了する必要がありますが、
現段階ではおよそ10分かかっています。今後はデータ転送や計算の高速化により、さらに高精度かつ
リアルタイムなゲリラ豪雨予測を実現するとしています。
なお、今回の研究成果は、8月末に米国の科学雑誌「Bulletin of the American Meteorological Society」
(8月号)に掲載される予定です。
http://japanese.engadget.com/2016/08/09/30/
引用元: ・理研、スパコン「京」で動く最強の天気予報プログラムを開発。京の30倍の性能が必要だと判明。予算
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【画像】理研、スパコン「京」で動く最強の天気予報プログラムを開発。京の30倍の性能が必要だと判明。
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