インド西部で人食いライオン出没、7人死傷 「ふんから毛髪」について
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2016/06/19
【6月16日 AFP】インド西部グジャラート(Gujarat)州で住民が野生のライオンに襲われる被害が相次ぎ、
今年3月以降に3人が死亡している。当局は15日、捕獲したライオンの一頭のふんから人間の毛髪など
見つかったことから、襲撃したライオンを特定できた可能性があると明らかにした。
被害が出ているのは州内にあるギル野生生物保護区(Gir National Park and Sanctuary)近隣の複数
の村。3月以降、死者以外に4人が重傷を負っている。
森林管理当局者がAFPに語ったところによると、絶滅危惧種でグジャラート州の森林にしか生息しない
インドライオン(アジアライオン)17頭を過去1か月に捕獲。うち少なくとも1頭から人間の毛髪や体組織の
痕跡が見つかった。
ライオンが村人を襲った理由について野生動物の専門家は、村の人口が増えたために獲物を求める
ライオンの移動ルートを人間が妨げているのではないかとの見方を示している。
インドライオンはアフリカライオンよりもやや小さく、下腹部の皮膚がひだ状にたるんでいるのが特徴。
ギル野生生物保護区では個体数が増加しており、最新の調査記録によれば523頭が生息する。2000年
に「深刻な絶滅の危機」にさらされている種に指定された後、個体数の回復を受けて2008年に通常の絶
滅危惧種に変更されている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3090665
記事引用元
インド西部で人食いライオン出没、7人死傷 「ふんから毛髪」
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